ガラスの地球を救え 2010

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ガラスの地球を救え 2010

朝日放送環境特別番組「ガラスの地球を救え・いま知りたいホントのこと」の撮影を行いました。

地球の環境問題について考えるこちらの番組で取材対象となったのは、オーストラリアの外来生物である『ラクダ』です。
オーストラリア開拓時代、広い国土の探検や開拓の輸送手段として輸入されましたが、鉄道や道路などの発達でその役目が終わり、捨てられ、野生化しました。その数は年々増加していき、現在は広い範囲での土地に対する被害が問題となっているのです。
今回の取材では、数を規制するためのラクダの捕獲(駆除)に同行。被害の多い中央オーストラリアのアリススプリングス近くで野生のラクダを現地のハンターが捕獲するところを撮影しました。また、被害にあった牧場を取材したり、ラクダ専門家などとのインタビューも行いました。
リサーチ段階では、ラクダ以外にもうさぎ、きつねなどの外来種案も提出しました。最終的にはラクダネタとなったのですが、ラクダハンターがハンティングで多忙。そのため撮影期間の調整がなかなかつかなかったり、また、被害牧場の取材先でも撮影協力を頂いた農場付近が、何十年かぶりの大雨で道路が破壊され、撮影NGになり、急遽別の牧場を探すなどなかなか一筋縄ではいきませんでた。
そうして準備は完了。しかし最後の気がかりは、短い撮影期間で野生のラクダを捕獲する様子が撮れるのかということでしたが、そこはリサーチの甲斐もあり、無事に撮影に成功しました。
オーストラリアではラクダの他にも外来生物が各地で話題となっています。オーストラリアの外来種取材のお問い合わせなどもお気軽に東京オフィスまでご相談下さい。
番組へのリンクはこちら
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http://www.asahi.co.jp/50th/