CANON EOS kiss X5

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CANON EOS kiss X5

CANONの人気カメラ、EOS kiss X5のカタログ撮影を行いました。
今回のカタログのテーマは『子供たちと動物とのふれあい』でした。
現地での日本人エキストラの募集と、動物と触れ合えるロケーションの手配を中心に、予算を考慮しながら準備を進めました。

著名な写真家、榎並悦子先生を迎えての撮影で緊張していましたが、温和かつ気さくな方で、担当コーディネーターも「すーさん」と呼ばれ、いい雰囲気の中で撮影をすることが出来ました。
撮影のほうは、扱うのが難しいとされる「子供」と「動物」の両方ですので、自然に触れ合っている様子をスナップのように撮影すると言っても、なかなかうまく「自然に触れ合って」くれません。初日は2ロケーションを予定していましたが、1カ所はキャンセルし、1カ所のみで粘りの撮影となりました。
2日目は朝から天気が崩れてしまい、午前中訪れた動物園では屋根のある飼育小屋をベースに、子やぎやウサギ、ヒヨコなど小動物との触れ合いを撮影となりました。さらに、夜には川の水位が上がり洪水になるとの予報となったため、翌日以降のスケジュールを再検討しなければなりませんでした。洪水が予想されるブリスベンから北部を外し、ゴールドコーストから南の方角で、ロケーションを緊急リサーチしました。
3日目、天候は快晴でしたが、前日の天気でブリスベンは大洪水。
予定通り南へ車を走らせ、緊急リサーチにて見つけ出した動物と触れ合えるテーマパークへ。オーナーの奥様が偶然にも日本人で、急なお願いにご協力いただき、「予想以上の撮れ高」を得ることができました。帰り道では途中のビーチでカモメとの撮影も行いました。
最初はカモメも中々集まらなかったのですが、ポテトチップスを空にかざしていると、どこからか一羽二羽と集まりだし、、、、あっという間に20羽ほどの群れとなり、子供達も楽しみながら撮影できました。
その後も順調に撮影は進み、最終日はシーフードで打上げとなりました。
撮影に協力してくれた地元ちびっ子のみなさん、ありがとうございました。
撮影の様子は榎並先生のブログ「撮ラベル後記」でもご覧いただけます。
↓   ↓   ↓
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kisssp/kisslog/kisslog_plus/index.html
また、上記ロケとは別にさらにカタログの表紙用にスタジオでのカンガルーの子供のスチル撮影も行いました。
今回のロケには日本よりディレクター、カメラマン共に来られず、全て現地での手配となりました。カンガルーの子供探し、カメラマン手配、スタジオ手配と順調に進め、撮影当日はデータを日本にメールして確認してもらい、国際電話しながら詳細を詰めていき、最終データをアップロードして終了。ゴールドコーストからシドニーへの日帰りの出張ロケと、タイトなスケジュールの中でこなすことが出来ました。
出来上がった作品については、「とてもかわいく撮れていて、みなよろこんでいます!」とのお褒めの言葉をいただきました。
完成作品はこちら
↓   ↓   ↓
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kisssp/index.html