太陽を追え!激走!ソーラーカーレース

scroll

太陽を追え!激走!ソーラーカーレース

BSジャパン開局15周年特別企画3時間特番
「太陽を追え!激走!ソーラーカーレース/オーストラリア縦断3000キロ」の撮影コーディネートをさせて頂きました。
S1 S2 S3
2年に一度オーストラリア大陸で行われる、全世界25の国と地域から46のチームが集う世界最高峰のソーラーカーレース「ブリヂストン ワールドソーラーカーチャレンジ」が取材の舞台となります。
弊社では2009年度からこのレースの撮影コーディネートを行っていますが、4回目となる2015年度も撮影コーディネートをさせていただきました。
今回はBSジャパンさんの撮影コーディネートに加え、2009年度から毎回ご一緒させていただいている東海大学広報部のコーディネートも行い、合計3台のカメラカーを手配し、大陸縦断3,000kmのスチュワートハイウエイを参加チームと共に走破し、レースの模様や世界一を目指して戦う学生たちの奮闘ぶりをカメラに収めました。

この撮影においてのコーディネートポイントは3つあります。

《コーディネートポイント1》確かな運転技術
コーディネーターも3,000kmを運転し完走しないといけません。
しかもレースに使われる道路は、オーストラリア大陸を縦断する一般の高速道路を使用するため、交通ルールの順守はもちろんのこと、野生のカンガルーやラクダなどにも気をつける必要があります。さらに、砂嵐や山火事などの自然災害も起こる過酷な環境のため、クルーの安全確保のためには、コーディネーターには確かな集中力と運転技術が求められます。
《コーディネートポイント2》過去の撮影経験
レースに並走しながらの撮影になりますが、3,000kmものコースを事前ロケハンする事はできません。
この点、弊社ではこれまで何度もレース撮影のコーディネートをしており、3,000kmのコース情報を熟知していますので、撮影しやすい俯瞰場所、撮影場所や、レースの山場になりそうなポイントを把握しており、レース展開に応じて撮影ポイントやスケジュールのご提案が可能でした。
また、決して大きい街ではないダーウィンで、カメラカー、宿泊、テント、ジェネレーター、衛星電話などの手配も必要となるのですが、快適なロケを実現するために、すべて迅速に手配ができたことなど、これまでの弊社の手配経験は、撮影クルーのお役に立てたのではないかと思います。
《コーディネートポイント3》関係者との信頼関係
2009年度から東海大学のソーラーカーチームを中心に取材をさせていただいており、大会関係者や東海大学のチーム関係者とは毎回この時期が近づくと連絡を取り合っています。
一緒に戦うチームの一員という気持ちで毎回お手伝いさせていただいていますので、レース中のみならず、大会前の車両調整や車検、予選の様子なども撮影させていただいています。
過酷な撮影現場において、この様な関係者との信頼関係はとても心強いものとなります。

今回はアクシデントが続き3位という結果でしたが、2年後の大会では世界一のタイトル奪回に立ち会えることを願っております!