TOSHIBA

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TOSHIBA PVの撮影を行いました。ロケ地は世界遺産のフレイザー島です。

フレイザー島は、世界最大の砂の島として知られています。しかし、砂漠一面の荒涼とした景色ばかりか?というとそうではなく、●亜熱帯雨林の美しい巨木の森、●一見水が流れていない様に見える程澄んだ湧き水のながれる小川、●砂の浸食が森を飲み込んでいるサンドブロー、●赤、青、緑の様々な色の美しい鋳水湖、●赤、黄、オレンジ、茶色など様々な色の地層があらわれた崖、●120Kmにもおよぶ美しい海岸線、●マングローブの森など、ほんとうに様々な、色と表情を見せてくれます。まさに、TOSHIBA製品の高画質表現性能を発揮するには最適なロケーションです。
今回の撮影で、特に苦労したのは移動でした。島には舗装された道路があるのは、ホテルの周りのみ、あとは未舗装の砂の道が延々と続くため、4駆車で激しく揺られながらの移動となります。また、東海岸は島唯一の高速道路と呼ばれる程、快適に走行出来るのですが、満ち潮になると、その高速道路は海の中で通行止めとなるため、毎日の満ち潮時刻の確認が必須となります。
そのためスケジューリングも、潮見表を確認しながら行います。運転には砂の上の運転経験豊富でフレイザー島に精通しているドライバーを起用し、万全の体制で臨みました。
とは言え、車を降りた後は、延々と続く砂の上や森の中を、重い機材を担いでの移動となります。特に今回は、通常のENGカメラではなく、高画質のカメラを使用したため、機材総重量が165Kg!! クルー全員で協力しながら、毎日乗り切りました。最終日には、みなさま到着時とは比べ物にならないくらい、日焼けされてたくましく見えました。
天候にも恵まれました。事前の天気予報は心配していましたが、カメラの行く所、日が射すというほど奇跡的な強運を引き寄せ、撮りたいロケーションを押さえることが出来ました。
撮影はしていませんが、ディンゴ(古代犬)、ゴアナ(大トカゲ)、ヘビ各種、虹色インコなど島の野生動物にも数多く出会えました。夜のビーチで、おまけでご案内させていただいた南十字星や、一面の天の川にも、感動いただけたと思います。
フレイザー島は、世界遺産の国立公園ですので、撮影許可の取得に、少々時間がかかります。撮影ご希望の方は、余裕を持ってお問い合わせいただけますと幸いです。弊社は以前にも倖田來未さんのミュージックビデオの撮影もこのフレイザー島で行っておりますので、フレイザー島の撮影に関してはお気軽にご相談下さい。
また、島のキングフィッシャーリゾートホテルは、これまでいエコリゾートとして環境活動に様々な取り組みを行って来た、オーストラリアを代表するエコリゾートの1つです。エコリゾートの取り組み取材にご興味のある方も、お問い合わせください。
http://www.toshiba.co.jp/